在宅でのお仕事獲得するためには、WEBでの面接は避けて通れないものです。
お仕事開始後もオンラインでコミュニケーションをとることが多いので、WEB面接での印象はとても重要ですよね。
対面の面接とは勝手が異なる点も多いため、今回はWEB面接でチェックしておくべきポイントをご紹介します!
1.WEB面接対策チェックリスト
下のリストはWEB面接でのポイントをまとめたものです。
対面での面接とは違って機器を使うこともあり、特に事前準備が必要なことが分かりますね。
是非、WEB面接前にチェックしてみてください。また、各ポイントについては次項から詳しく説明します。
2.事前準備が大切!WEB面接前のチェックポイント
上記チェックリストの「事前準備」項目として、当日までに特に準備をしておくべきことをご紹介していきます。
① 当日の服装を決める
WEB面接の場合も、基本的には対面の面接と同じような服装がベストです。
もちろんスーツに越したことはありませんが、難しい人はオフィスカジュアル(清潔感のあるシャツやブラウスなど)を選べばOKです。
また、普段オンライン会議等をしている方は、下はジャージや部屋着のままの方も多いのではないでしょうか?面接の場合は、万が一映ってしまったときのことも考えて、上下とも面接にふさわしい服装で受けるようにしましょう。
② ネットの回線速度が遅くないか確認する
WEB面接では多くのギガ(通信量)を使用するため、ネット環境が悪いと途中で画面が止まってしまったり、
通信が切れてしまうことがあります。なので、前提として、できる限りWi-Fi環境で受けることをおすすめします。
★ 自分のネット環境が問題ないかどうか、ネット回線の速度測定サービス等を使って確認してみましょう!
インターネット回線スピードテストオンライン会議ツールを使用する場合は、基本的に上り・下りともに10Mbps程度あれば問題ありません。
なお、カフェなどで使えるフリーWi-Fiは、全ての人が同じ回線に接続するため、データを見られてしまったり
セキュリティ面でとても危険なので使わないようにしましょう。
Wi-Fi環境がないときは??
■ 携帯でテザリング
比較的通信は安定しており、数回の利用なら問題ありません。ですが、長く使うと携帯のバッテリー消耗に繋がったり、すぐに通信制限にかかってしまう可能性があります。
■ ポケットWi-Fi
申し込みから早くて3日程度で届くので、すぐに使い始められますが、電波が不安定になることが多かったり、通信制限が設定されているものが多いので、注意が必要です。
③ 画面への顔・背景の映りを確認する
WEB面接は自宅で受ける方が多いかと思いますが、事前に家のどこで面接を実施するかを決め、カメラに映る範囲を確認しておいてください。まずは、面接の際に家族が映りこんでしまわないようにリビングでの実施は避けるなど、場所決めをしましょう。
つぎに、実際に当日使用するオンラインツールを使ってみて、個人情報がバレてしまうものが映っていないか・生活感のあるものが映っていないかなど、映る範囲を確認します。
また、相手に良い印象を与えるためには顔の映りも重要です!顔が見切れてしまっていたり、目線が極端に上や下になってしまうと、それだけで印象が悪くなってしまう可能性があります。
カメラの位置を考慮して、事前にPCを置く位置や角度も決めておくと良いでしょう。
④ 使用する機器・ツールを用意する
カメラ付きのPC
オンラインツールはタブレットやスマホでも使えるものがほとんどですが、画面が小さいので顔が見切れてしまったり、上手く固定できないということがあります。また、画面共有などの機能がPC版よりも制限されていることも多いので、基本的にはPCを使用するのが良いでしょう。
イヤホン
イヤホンを付けることで周りの音をシャットアウトできるだけでなく、相手の声も聞き取りやすくなるので、
WEB面接の際はイヤホンを使うのがおすすめです!
ただ、事前にマイク付きのものかどうか要チェックです。また、Bluetoothイヤホンだと電池や接続が切れてしまう可能性があるので、有線のイヤホンを利用するのが良いでしょう。
通知OFF
意外と忘れがちなのがアプリなどの通知設定です。面接の途中で通知音や着信音がならないように、アプリの通知設定がOFFになっているか確認してください。
充電
オンラインツールを使うと電池の消耗が早いので、途中で電源が切れてしまう可能性があります。面接中も電源に繋いでおけば安心ですが、必ずフル充電の状態で面接を受けるようにしましょう。
⑤ 担当者の緊急連絡先・面接用URLを確認する
面接直前になってPCが故障してしまった、途中で通信が切れて繋がらないといったことはよくあることです。
そういった不測の事態に備えて、担当者の緊急連絡先を聞いておくようにしましょう。
また、WEB面接の場合、事前に担当者からメール等で面接用のオンラインツールURLが送られてきますが、直前で「URLが書かれたメールが見つからない!」なんてことのないように、メールにフラグを付けておいたり、URLをPC上にメモしておくなど工夫しておくと安心です。
⑥ アイコン、プロフィール写真を設定する
既にオンライン会議ツールを使ったことがある方は、ユーザー名やプロフィール写真が本人か分からないものなっていませんか?
ユーザー名やプロフィール写真は相手にも見えるものなので、ユーザー名であれば、ニックネーム等ではなく、
きちんと氏名が登録されているか、プロフィール写真がしっかりと顔が映っているものに設定されているかを確認しておくことが大切です。
⑦ 面接前日までに一連の流れを通しで事前練習をする
機器やネット環境の準備ができたら、一度実際にオンラインツールを繋げるところから通しで練習をしましょう。
「オンラインツールの立ち上げに時間がかかるな」「この場所だと顔が暗く映ってしまうな」といった問題点が見えてくるかもしれません。問題を解決するのに時間がかかってしまう可能性もあるので、面接日の前日午前中くらいまでには、一度通しで練習できると良いでしょう。
また、当たり前のことですが、経歴やよくある質問など聞かれそうな内容については簡潔に話せるように準備をしておきましょう。
カンペは使ってもいい??
使わないことが理想ですが、どうしても不安な方はカンニングペーパー(カンペ)を用意しても良いでしょう。ただ、カンペを見ているかどうかは目線ですぐにバレてしまうので、すぐに読めるような箇条書きレベルにし、カメラのすぐ横など、目線が大きく動かなくて済むような位置に貼っておくようにしてください。
カメラへの映りやネット環境ももちろん大切ですが、
一番見られているのは「どういう人か」ということであり、何を話すかがとても重要です。
本番になって焦ることのないよう、話すこともきちんとまとめておきましょう。
3.いざ本番!WEB面接でのチェックポイント
チェックリストの「本番」項目、面接本番でのチェックポイントをご紹介します。
⑧ 10分前待機・5分前接続をする
面接時間ぎりぎりになって「ネットが繋がらない」、「オンラインツールが立ち上がらない」といったことがないように、10分前にはカメラの前に待機しているようにしましょう。
注意点として、あまり早く指定URLにアクセスしてしまうと相手に通知が届き、急がせることになりかねないので、アクセスは開始5分前くらいにしておくと安心です。
⑨ 目線は画面ではなく、カメラレンズを見る
WEB面接に慣れていない方は、画面に映っている相手の顔を見る人が多いです。
対面の場合はそれでOKですが、WEBの場合は見下ろしているような目線になり印象が良くないので、目線はカメラに向けるようにしましょう。
⑩ メモをする場合は面接開始時に許可を取る
基本的にはWEBの場合も、面接中はメモをとらないのが一般的ですが、どうしてもメモを取りたい方は、
必ず面接開始直後にメモを取ってもよいか確認しましょう。
顔しか映っていないので、メモを取ってもバレないだろうと思う方もいるかもしれませんが、目線ですぐに分かってしまいます。また注意点として、PCでメモを取るとタイピング音をマイクが拾ってしまいますので、紙でメモを取るようにしてください。
⑪ 焦らずゆっくり話す
WEB面接では通信速度や通信環境によって音声が途切れてしまったり、会話にタイムラグが起こってしまうことがよくあります。
面接する側もWEB面接ではそういった事態が起こることは想定内ですので、焦ってしまい早口になったり、とにかく何か言おうと適当に答えたりせず、焦らず相手が聞き取りやすいようにゆっくり話すことを意識しましょう。
また、聞き取れなかった場合は遠慮せずに聞き直すことが大切です。
対面でも!面接で話す際のワンポイント
【話の最後はプラスの内容で終わろう】
緊張や不安な気持ちから、謙遜しすぎたりマイナスなことを言ってしまうこともあるかもしれませんが、話の最後に意欲や積極性を伝えることでプラスな印象を与えることができます!
是非意識してみてください。
例) 1度しかやったことのない業務ですが、分からない部分は自分で調べながら進めるようにします。
例) 未経験なので、お仕事開始までに準備をしたいと思っています。勉強しておくと良いことはありますか?
4.まとめ
今回はWEB面接でのチェックポイントをご紹介しました。
チェックリストを活用してWEB面接に備えよう
機器やネット環境など、抜かりない事前準備が大切
本番中は特に目線と話すスピードに注意!
WEB面接で自分の良さを最大限伝えられるよう、是非チェックリストも使ってみてくださいね。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。